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バックパネルは1枚生地でも作れます!お薦め生地や繋ぎ合わせとの比較をご紹介

バックパネルは1枚生地でも作れます!お薦め生地や繋ぎ合わせとの比較をご紹介

どんどんイベントも増えてきて街にも活気が戻ってきたなと感じているSワンくんです。
こんにちは!そんな中で今日はイベント会場の背面を彩る事でブースのように見せる事が出来る当店でも人気の販促ツールとなるバックパネルは、繋ぎ無しの1枚生地で製作が出来るのかについてご紹介致します!

まずはバックパネルについて簡単にご紹介

楽々バックパネルデザイン、実績画像

バックパネルは、アルミ製の骨組みの正面に、大きな幕をマジックテープで貼り付けてご使用いただく商品です。
インタビューの背景や、イベントのフォトブースで使用されることが多い、自立式の大型パネルです。

通常、生地繋ぎ合わせでのバックパネル作成をお薦めしております。

パネル3×3、3×5実績画像の縫製箇所

一番小さなサイズで作成する場合でも、2,265㎜角と、かなり大きなサイズになります。
貼り付ける幕は、ポリエステルの布生地にフルカラー印刷をして製作するのですが、布の生地は元々生地が持つ「生地幅」が決まっており、生地幅が広い生地を使用するにつれ価格が上がります。

弊社のバックパネルは、生地幅1,400㎜の生地を使用することで、コストを抑えて提案させて頂くことが多いのですが、こちらの生地幅では1枚でバックパネルの大きいサイズを作成することができません。
その為、弊社のバックパネルでは、全てのサイズで、2枚の生地を繋ぎ合わせて製作するようになります。

バックパネルで最も多く使用される「市松柄」デザインなどの場合、市松柄のマスの境目につなぎ目の縫製を入れることで、縫製ができるだけ目立たないように作成いたします。

定番デザイン|市松模様の場合:デザインの切れ目で縫製

繋ぎ目が気になるデザインでは1枚生地をご提案いたします。

大きな写真やイラストの場合:デザインによって縫製箇所が目立つ可能性があります。

バックパネル全体で1枚の大きなイラストやお写真を表示する場合、どうしても繋ぎ目が気になってしまうことがあると思います。
そのようなケースでは繋ぎ目の縫製無しの1枚生地で作成可能な広幅の生地 を使用します。
こういった生地を使用することで、繋ぎ目の縫製がない為、1枚の大きなデザインも再現可能になります。

縫製無しでの作成が可能な生地|トロクロス(中厚の幅広生地)、シャドウファブリック(遮光性のある幅広生地)

しかしながら、生地幅の広い生地を使用するため、プリントできる印刷機も限られ、2枚繋ぎ合わせの場合と比べると価格はどうしても上がりますが、デザインにこだわりのあるお客様には最適な製造方法となります。

デザインの仕上がりとご予算の兼ね合いとなり一概に、どちらが優れているとも言い難く、お客様個々でお薦めするケースを変えてご提案いたしております。
お見積りも繋ぎ目有り・無しで出させて頂く事も可能ですのでお気軽にSPの卸までご相談ください。

なるほど・・・市松デザインでは2枚繋ぎでも縫製ラインをマス目に持ってくる事でデザインへの干渉を最大限減らしているんですね。
そして、やはり繋ぎの縫製ラインが作りにくいデザインでは1枚生地の方がデザイン映えすると言う事ですね。
なかなか、勉強になる内容だとSワンくんは思いましたがいかがでしたでしょうか?
当店はバックパネル実績も豊富ですのでもし製作をご検討中の際にはご連絡お待ちしております!
今回も、ご一読くださいまして誠にありがとうございます!