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のれんは、《ご使用の用途》によってお薦め生地・サイズなど仕様が変わります!

のれんは、《ご使用の用途》によってお薦め生地・サイズなど仕様が変わります!

こんにちは!Sワンくんです。
実は、オリジナルのれんは使い方によって大きく最適な生地やサイズが変わるんです。そして、それはお見積り金額算出にも影響が出る部分ですので、お問い合わせ頂きましたお客様には、Sワンくんより詳しい専門スタッフが暖簾作成にまず用途をお伺いさせて頂いております!

のれんお見積り画像

お伺いさせて頂く理由に関しては、大きく分けただけでも暖簾製作は上記の8項目に分かれており、用途やシーンによって適した製法・定番の素材・一般的なサイズが異なってくるからです。
「のれんを作りたいんだけど金額はいくらくらい?」と聞かれる事が多いのですが一番大まかな算出基準としては「横×縦の寸法」・「使用する生地」・「デザインの色数」の3項目がございます。そして、この3項目が何より重要で使用する用途によってその暖簾の一般的な基準にかなり差が生じてきます。
そのため、上記の算出基準の3要素に加えて、今回製作を検討されているオリジナル暖簾のご用途を教えていただけますと、より最適なご提案が実績豊富の当社では可能となります。

店頭用のれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:“店舗の顔”となる店頭のれんは、「綿素材+本染め」の組合せで本格的なオーダー製作が定番!

店頭用暖簾(入口/ファサード)であればお店の全体的な大きさや入口(間口)の大きさにもよりますが、一般的に1間(いっけん)=180cmを基準として高さは60cm程度が多いです。
そして何より大事な店舗の入り口(顔)となる暖簾なので、安価にできる化学繊維ではなく、綿素材の染めで作ることが多いです。

日除けのれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:厚手生地で日差しを遮り、ロードサイドへ店舗訴求!耐光性高いインクで片面プリントが定番!

日除けのれんに関しては、名前の通り日差しを遮ったり、お店の看板的な使い方をするケースが多い為、厚手の生地を使用し、染めではなく対候性の強い片面プリントでの製作が一般的です。
「安価に製作したい」「屋外で長く使いたい」「写真をきれいに見せたい」場合は化学繊維(2類ターポリン・ポリエステル帆布)での製作も多いです。

間仕切りのれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:設置場所の間仕切り暖簾に対してデザインの必要性の有無が何より重要ポイント!

間仕切りのれんに関しては席と席を仕切る用途の為、寸法はまちまちですがお話をお伺いするとデザイン無しの無地での引き合いが多いです。デザインを入れる場合とデザイン無しの場合はお見積り価格の算出方法も異なりますので、デザイン無しでよい旨をお問い合わせの際にお伝えいただけますと幸いです。

トイレのれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:奥が透けない目隠し感を演出する為、薄手生地NGの場合も多数です!

トイレのれんに関しては多少の目隠しの要素もあるので透け感を敬遠される場合が多い為、薄手の生地は使われない傾向があります。寸法に関しては半間(1間の半分)の横90×縦150or90cm程度が一般的に良く製作される寸法です。デザインに関してはシンプルな1色デザインが多く好まれているようです。

楽屋のれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:楽屋間口サイズが定番!そして、当社ではデザイン内容に応じて本格染物とフルカラー印刷を使い分けが可能!

楽屋のれんに関しては、「そこまで色数を使わない場合は綿素材を用いて染めで作るケース」と「綿への染めで対応が出来ない華やかなデザイン(多色やグラデーション)を使う場合には化学繊維での製作をするケース」と2通りに分かれます。
寸法に関しましては楽屋の間口である半間(1間の半分)の横90×縦150cmでの製作が一般的となり素材を変える事によりご予算に応じたご提案をさせて頂く事も対応可能です。

イベントのれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:設置回数によって最適な生地が変わってきます!当社では、薄手・厚手と豊富な生地で作成可能です!

イベントのれんは数日間の短期使用が多く、設置イメージの代表例は百貨店の上階で開催されている物産展等の催事の売り場となります。
その為、しっかりとした綿の染めで作るよりも、のぼり旗に使用されるような薄手の化学繊維で安価に製作されるケースが定番。1回だけでは無く次回以降の使用も検討される場合には、より厚手の生地で作成される事もお薦め致します。
そして、寸法としてはブースサイズによりますが大体1間=w180cmを基準に製作するケースが多いです。

湯のれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:のれんの奥が見えにくい厚手生地が定番!そして、銭湯や温泉旅館では防炎加工も必須です!

湯暖簾に関しましては、トイレのれんと同様、目隠しの要素も含みあまり薄手の生地で製作することはなく一般的に中厚~厚手の生地で製作される事が多く、屋内での使用となるため、防炎加工(防炎シール)を付けるケースがほとんどとなります。
施設の大きさにより寸法は小さいものからかなり大きいものの製作もある用途なのでまずは大きさについてお伺いできればと思います。

無地のれんの一般的な定番仕様は?

豆知識61:色味に対して厳密な指定が無い場合には、お安い価格で制作が出来る先染生地が定番です!

無地暖簾に関して、当社は豊富なカラー・種類の先染生地を保有しており、かつ防炎加工処理も施されている生地もあり、デザイン無しでお考えの場合は大変お薦めです。
お好みの生地さえ決めて頂けた後は横×縦の寸法をお教え頂けますとお見積り金額の算出は出来ますのでご希望の寸法をお伝えください。
(何かしらデザインを入れたい場合や色味に指定がある場合にはは白生地から無地のれん製作したほうが安価にできるケースが多い為、そちらをお薦めさせて頂いております。)

今回は「のれんの使用用途」によってお薦めする仕様の違いを説明させて頂きました!今後のSPの卸通信にて「生地の種類」や「製法の種類」、「仕立ての方法」など色々なお得情報をSワンくんが、しっかり勉強して発信していきます!お読み頂きましてありがとうございます!